風変わりなオルタナポップと類まれなるルックスで日本でも人気の高いGus Dappartonの2ndアルバム。1stリリース以降の長期ツアーと図らずも訪れた未曾有のパンデミックで精神的に落ち込んだGus君、だそうだがデビュー作よりも断然推したいのは、本作がポジティヴとネガティブ、あるいはユーモアと皮肉の折衷点でなんとかバランスをとろうともがいているからに違いない。Kings Of Convenienceを思わせる"Palms"、メルボルンのシンガーChelaとの掛け合いが愉快な"My Say So"他、巨匠Spike Stent(Harry Styles, Frank Ocean, Massive Attack他多数)のミキシングが生み出す空間掌握術も見事な全10曲。
Tracklist:
A1. Bottle Opener
A2. First Aid
A3. Post Humorous
A4. Bluebird
A5. Palms
B1. My Say So
B2. Grim
B3. Antidote
B4. Medicine
B5. Swan Song