デビューアルバム『I Love My Mom』、続く2nd『Any Shape You Take』ともに高い評価と好調なセールスを記録、好例のキモカワ髑髏ジャケも完全にシリーズ化が定着しつつあるIndigo De Souzaの3rdアルバム。前述したアートワークは彼女の作品に常につきまとうメメント・モリ(死を想え)の直接的な比喩であり、これまでのアルバムも今作も焦点が「死」にある事は間違いない。が、"Time Back"、"You Can Be Mean"、"Parking Lot"などキーとなる楽曲は非常にポジティヴで、トラウマの向こう側に突破口を見出す啓示的な作品に昇華した大成長作と言えるであろう。単曲ではいい曲だな、としか思ってなかったリード"Younger & Dumber"が最後に配置されていおる訳だが、アルバムを通して聴いた時にこの曲の素晴らしさが何百倍にも膨れ上がった。兎角今作も全方位から大絶賛の嵐限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Time Back
A2. You Can Be Mean
A3. Losing
A4. Wasting Your Time
A5. Parking Lot
A6. All of This Will End
B1. Smog
B2. The Water
B3. Always
B4. Not My Body
B5. Younger and Dumber