私的偏愛の覆面タイツマンことJonathan Bree、私的待望の5thアルバム。今作なんとプロデューサーとギターにNile Rodgersを引きずり出したというから驚き。道理で笑ってしまうくらいDavid Bowie (Let's Dance) 、Iggy Pop (China Girl) 味が溢れており、加えてBreeの前身バンドThe BrunettesのPrincess Chelseaのフィーチャーによって錯誤的バロックポップがこれでもかと炸裂している。ちなみにタイトルの『プレコード・ハリウッド』とは米国の映画規制が社会問題になり始めた時期の名称で、Jonathan Breeが意図的に過ぎ去った時代のクラシックポップを再演しようと努めている事が明らかである。潮流を度外視し、自らの美意識を信じて突き進むヤツはどうしたって愛するしかない。限定盤。
Tracklist:
A1. City Baby
A2. Pre-Code Hollywood
A3. When We Met
A4. Miss You
A5. We'll All Be Forgotten
B1. Epicurean
B2. Politics
B3. You Are the Man
B4. Destiny
B5. Steel and Glass