このスリーヴから誰がこの音を予想できようか。17歳のSSW=Julie Kuhlの2ndアルバム。Arlo ParksやPhoebe Bridgersらから影響を受けたこのアルバムのサウンドは、ダンサブルなインディー・ソウルから親密なフォーク・ポップまで幅広い。驚くべきは今作、ドイツのコンテンポラリー・ジャズ・シーンから集められた18人ものミュージシャンが参加しており、彼女が頭の中で思い描く音楽を形成するにはそれだけプレイヤーの「厚み」のようなものが必要だったという点である、なんたるクリエイティヴィティ。「私の人生で、これほど労力と努力と愛情を注いだ作品を作ったことはないし、これほど誇りに思えるものはない」と本人も語る愛に溢れた9トラック。
Tracklist:
1. July
2. Lonely Freaks
3. Angel Boy
4. Nostalgic Bones
5. The Way You See Me
6. Snooze
7. Are You Disappointed?
8. Ciara
9. Angel Boy (String Session)