〈XL〉発、これまでにDenzel Curry、Vince Staples、Remi Wolf、IDLES、slowthai、Joji、Dominic Fike etc...(キリが無い)など、ラップもロックもパンクもポップも隔てなく手掛けてきたキング・オブ・プロデューサー=Kenny Beatsが自身の名義では初となるデビュー・アルバムをリリース。クレジットは恐らく意図的に表記していないものの、Omar Apollo、Thundercat、Vince Staples、slowthai、JPEGMAFIA、Remi Wolfなど過去のコラボレーターが参加している。がしかし、それらはあくまで「パーツの一部」としか用いておらず、アルバムのムードとテーマを重視したシームレスな構成はMadlib『Shades of Blue』、J Dilla『Donuts』を彷彿させる程にウェルメイド。シーンの潮流は度外視、自身の経験とプロダクション力でここまでリスナーに「体験」を及ぼす事のできる驚異的な力こそ、Kenny Beatsが現代最高峰のプロデューサーと言われる所以である。限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Leonard
A2. Parenthesis
A3. Hold My Head
A4. So They Say
A5. Family Tree
A6. Hooper
A7. Still
A8. Moire
A9. Get Around
B1. Eternal
B2. Last Words
B3. Drop 10
B4. The Perch
B5. Really Really
B6. That Third Thing
B7. Rotten
B8. Hot Hand