shame、Squid、black midi、BC,NRなど頭脳明晰で爆発的なバンドを生み続ける聖地WindmillでのLiveがDan Careyの耳に留まり、見事〈Speedy Wunderground〉とサインを交わしたJoe Henwood (Sax) とTash Keary (Dr) による超変則デュオ・O.によるデビューアルバム。極めてミニマムなスタイルであるにも関わらず、ジャズ、メタル、パンク、ハードコア、ヒップホップ、エレクトロニックなど奔放かつ折衷的。なおかつ、全編インストでありながら強靭すぎるドラムとジャズ畑特有の複雑なリズムパターン、親の仇の如くドスの効いたバリトンサックスのガチンコ勝負があまりにスリリングでアルバムを聴き終えるまでトリップしっぱなし。久々にLounge LizardとJames Chanceを聴き返したくなってしまった目下Liveが最も観たいバンドのひとつである問答無用のBest New Album。
Tracklist:
A1. Intro
A2. 176
A3. TV Dinners
A4. Wheezy
A5. Micro
B1. Cosmo
B2. Green Shirt
B3. Whammy
B4. Sugarfish
B5. Slap Juice