もはや〈Dirty Hit〉を代表するバンドと言えるであろうPale Wavesの4thアルバム。今作結構驚いたのが、2nd『Who Am I?』、3rd『Unwanted』にあった、やや病的なAvril Lavine、Paramore崇拝が程よく払拭されており、むしろThe Cranberriesを筆頭とした80s～90sのAlt-Rockへとシフト、ソングライティング、ヘザーのボーカル、リリシズムも含め過去イチバンドとして地に足が付いているのではないかと思わされる。その結果、アルバムは「リードトラック」不在でもいいほどどの曲も出色で、純粋な「ポップ・ロック・アルバム」として2024に刻まれる稀有なアルバムとして語り継がれるであろう絶頂期到来の限定ブルー・マーブルヴァイナル。
Tracklist:
A1. Glasgow
A2. Not A Love Song
A3. Gravity
A4. Thinking About You
A5. Perfume
A6. Last Train Home
B1. Kiss Me Again
B2. Miss America
B3. Hate to Hurt You
B4. Seeing Stars
B5. Imagination
B6. Slow
