前作『Wide Awake!』でカルト・ガレージバンドの域を見事超越してみせたParquet Courtsの7thアルバム。今作を含む6th&7thで彼らは未知の引き出しを次々と開き、Stooges風のリフ、Andrew Savageのヤンキーボーカルはそのままに、アフロミュージックに傾倒したTalking Headsをあからさまに意識した「ビーツ&リズム&グルーヴ」への渇望が見事に的を得だしている。それだけでは無い、Can、Screamadelica、Syd Barrettを思わせるかつてないサイケデリアもまた新鮮でありながらも、曲が始まった途端「これはParquet Courtsの作品である」とねじ伏せてしまうシグネイチャーが全く損なわれていない脅威。活動10年目にしてまた別の階級のベルトを獲ってしまった、もう一生ついていきます限定グリーンヴァイナル。
Tracklist:
A1. Walking At A Downtown Pace
A2. Black Widow Spider
A3. Marathon of Anger
A4. Just Shadows
A5. Plant Life
B1. Application / Apparatus
B2. Homo Sapien
B3. Sympathy For Life
B4. Zoom Out
B5. Trullo
B6. Pulcinell