米Indie Rock界の巨匠Sharon Van Etten。15年間住み慣れたNYを離れ家族と共にLAに移住、が、災難な事にロックダウンに見舞われ隔離の中で制作されたという6thアルバム。それは別段彼女だけに課された試練という訳ではないが、元来の創造性が環境の大きな変化に影響されるのは必然で、Sharon Van Ettennという自我の葛藤が度々往来している様に思われるこのそこはかとないノワール感。過去最高傑作というよりかは新たな世界を開いた再スタート地点、ともいえる力作で、Owen Pallettによるストリングスのアレンジ、ほぼ全ての楽曲のベースを盟友Devin Hoffが手掛けており、いずれもこのシネマティックなムードを盛り上げるのに大きく貢献している限定マーブル・スモークヴァイナル。
Tracklist:
A1. Darkness Fades
A2. Home To Me
A3. I'll Try
A4. Anything
A5. Born
B1. Headspace
B2. Come Back
B3. Darkish
B4. Mistakes
B5. Far Away