4thアルバムにしてバンドの最高傑作となったアルバム『Tableau』。今作は即興、実験的エレクトロニック・ミュージックへの尽きぬ興味から、アルバムの楽曲を解体/再構築してみよう、という試みに端を発したのだそう。確かに『Tableau』はエレクトロニクス、プログラミングを大胆に導入した作品であり、今作へ至った経緯もまったく不思議では無い。やはりRadioheadが辿った進化は彼等に如実に影響を与えているだろうが、アルバムを熟聴した身としては今作から色々な発見を嗅ぎ取れるし、エクスペリメンタル・ミュージックアルバムとしても非常に聴き応えがある。フィジカル化してくれた事に感謝しかない、まだまだ『Tableau』の余波はおさまらない5トラック。
Tracklist:
A1. Tableau 001
A2. Tableau 002
A3. Improvisation 002
B1. Tableau 003
B2. Tableau 004