天才ソングライターJack TatumによるプロジェクトWild Nothing。昨年、神棚行き盤の『Nocturne』がリリース10周年を記念してリイシュー(即完売)されましたが、こちらは正真正銘のニューアルバム。長年のコラボレーターであるJorge Elbrecht、Beach FossilsのTommy Davidson、そしてHatchieがクロスオーバーする昇天の陽性アシッド・ハウスチューン"Headlights On"でビックリ仰天。ミキサーにはCaroline PolachekやCharli XCXとの仕事で知られるGeoff Swanを起用したことも確信犯的で、今作は過去の作品さえも超越する超ポップでダンサブルなアルバムに仕上がっている。前作との間に5年のブランクがあった訳だが、Wild Nothingに求めるものは全く損なわれていない、むしろ進化。継続こそ力だと証明する限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Headlights On feat. Hatchie
A2. Basement El Dorado
A3. The Bodybuilder
A4. Suburban Solutions
A5. Presidio
B1. Dial Tone
B2. Histrion
B3. Prima
B4. Alex
B5. Little Chaos
B6. Pulling Down the Moon (Before You)